僕は、運動が苦手でした。
体育の時間が本当に嫌でした。
スポーツから疎外されているような
気にさえなっていました。
2020年に向けて、日本のスポーツ熱が高まっています。
それはそれで素晴らしいことです。
でも僕には、人ごとのように思えました。
そんなある日、ふと思いました。
新しいスポーツジャンルを、創れないだろうか?
僕みたいな運動音痴の人も、
それこそお年寄りも、障がいを持っている人も。
みんなができるスポーツを創る。
仲間はずれをつくらない、スポーツを創る。
色んな人たちが混ざり合って、
笑いながらできるスポーツ。
勝利至上主義の人がいてもいいし、
ゆるっと体を動かすことを楽しむ人がいてもいい。
多様な楽しみ方ができるスポーツ。
近代スポーツの歴史はまだ浅く、
産業としてはまだ発展途上とも言えます。
チャンスです。
日本のクリエーティビティを総動員して、
多品種なスポーツを創る。
超高齢社会で「スポーツ弱者」が多い
日本だからこそ、
新スポーツを世界に普及させていく。
その名も、ゆるスポーツ。
不可能に聞こえますか?
でも、不可能が可能だといつも教えてくれるのが、
スポーツではないでしょうか。