「ご当地ゆるスポーツアワード2022」レポート
2022年12月18日(日)オンラインにて「ご当地ゆるスポーツアワード2022」を開催いたしました。地域の魅力が伝わるゆるスポーツを全国から募集し、優勝を決める本大会。日本各地から集まった沢山のスポーツ案の中から、厳正な審査を経て予選を通過した5つのスポーツが、オンラインで集結し激戦を繰り広げました。
●串だるころ(大阪府)
大阪の名物”串カツ”と、昔ながらの遊び”だるまさんが転んだ”を掛け合わせた競技
●上モルかるた(群馬県高崎市)
群馬県を代表する郷土かるたの”上毛かるた”と、”モルック”を掛け合わせた競技
●今夜はかぶディナー(千葉県柏市)
千葉県柏市名産の”小かぶ”を用い、スポーツ×テクノロジーを実現させた競技
●カッパスケ(福岡県久留米市)
福岡県久留米市の伝説として語り継がれる”カッパ”と、”バスケ”を掛け合わせた競技
●りんりん金魚救い(東京都江戸川区)
東京都江戸川区の特産品”江戸風鈴”と、三大産地として知られる”金魚”を掛け合わせた競技
まずは、各競技のプレゼンテーションの部です。
今大会、トップバッターを務めたのは、前回大会準優勝の「 串だるころ(大阪府)」の皆様。元気で明るく、パワフルなプレゼンテーションにより、会場は大いに盛り上がりを見せました。
今回は、画面越しからのプレゼンテーションでしたが、どの競技も素晴らしく白熱するものとなりました。
そして、中でも大いに盛り上がりを見せたのは、「We have a dream!!!」の言葉で発表が始まった「上モルカルタ(群馬県)」の皆さん。
「上毛かるた」「ダルマ」「パスタ」「観音様」と群馬県高崎市の要素を盛り込んだゆるスポーツは、彼らの高崎市への愛に満ち溢れていました。また、発表中には小ネタを挟みつつ、かつ、熱量あふれるプレゼンテーションにより視聴している人々を楽しませてくれました。
そして、このオンライン形式のプレゼンテーションの中、見事なチーム連携でやり遂げたのが、東京都江戸川区を題材としたご当地ゆるスポーツ「りんりん金魚救い」の皆様。
事前に練られた発表の構成により、「りんりん金魚救い」のご当地としての魅力が溢れ出ていました。実践動画の視聴の際は、リンリンという風鈴の音により、会場が心地良い雰囲気に包み込まれました。
次は、徳島県三好市のゆるスポーツ創出を通した、スポーツ振興に取り組む活動についてのご紹介です。
プレゼンテーターは、三好市教育員会社会教育課の石山健介さん。
3回のワークショップと1回のゆるスポーツ体験(ベビーバスケ)を通して、3つのご当地ゆるスポーツが開発されました。
1つ目が、甲子園で旋風を巻き起こした池田高校野球部のやまびこ打線が基に作成された、山びこ野球。
2つ目が、三好市に残る逸話で有名な「たぬき」と三好市で盛んな「ラフティング」という競技を掛け合わせて作成された、ぽんぽこラフティング合戦。
3つ目が、「玉入れ」と、夏の祭り、いけだ阿波踊りで有名な「阿波踊り」を掛け合わせて作成された、玉入れヤットサー。
今後の展望として、学校等での体験授業やスポーツイベントでの継続的な実施等を通して地域の活性化に貢献していくという石山さんの意志が見受けられました。
徳島県三好市のお取り組みを心より応援しております!
そして、前回大会「ご当地ゆるスポーツアワード2019」グランプリ受賞の「アブうど採らず」を考案した、ユニタメPJの皆様による、活動紹介です。
富山県利賀村の春の風物詩、”山菜取り”をリズムの乗って行う競技「アブウド採らず」の紹介に続き、その競技を活用した現在の活動ついて説明していただきました。
2022年9月には、利賀村にて、実際に「アブウド採らず」イベントを開催。村の方々、子供から大人まで多くの人々に楽しんでもらえた!とのことでした。
このイベント開催により幅広い世代の人々に、「アブウド採らず」を通して利賀村の魅力を伝えることができたそうです。
ユニタメPJの皆様により今後のご活躍を、心より応援しております!
そしていよいよ結果発表です。
審査員の審議時間中、審査員の方々は30分ギリギリになるまで議論を重ね、審議を行っていました。
まずは「審査員特別賞」の発表です。
審査員の水野敬也さんから発表された審査員特別賞は「串だるころ」。ルールがシンプルで分かりやすく、「だるまさんがころんだ」という誰もが知っているゲームにアレンジを加えゆるスポーツに進化させた点を評価されました。また、スポーツが苦手な人でも楽しめるようにという開発者のお二人の思いが伝わり、審査員の水野さんも「やってみたい」と思ったと好評でした。「串だるころ」の皆様には世界ゆるスポーツ協会より賞金5万円が贈呈されます。
続いて、「準グランプリ」は審査員の大山加奈さんから発表された「カッパスケ」です。一度見たら忘れられず、かっぱになるという見た目が可愛くインパクトがあるゆるさと、バスケの得意な人が有利にならないようなルール設計とスポーツ性、そして試合中に久留米弁を覚えながらお互いを励ますことができるご当地性が評価されました。カッパの衣装に身を包みながらきゅうりをふり、画面上からも喜びが伝わる開発者の大学生チームの歓喜の姿が印象的でした。「カッパスケ」の皆様には世界ゆるスポーツ協会より賞金10万円が贈呈されます。
そしていよいよ「グランプリ」の発表です。
見事優勝に輝いたのは審査員の高橋晋平さんから発表された「今夜はかぶディナー」です。高橋さんからはご当地・ゆる・スポーツの3点を完全に全て満たしていたと絶賛の声が上がりました。老若男女参加可能な、プレイできる人の間口の広さ、そして競技として平等な点のゆるさとスポーツ性が評価されました。また、柏市が小かぶの産地日本一だというあまり知られていない情報を強烈に打ち出しながら地域をアピールし、家で実際に競技中のレシピを真似して食べたくなるというご当地の魅力を最大限発信できる力も非常に高く評価されました。開発者の皆様も、「これからもルールをブラッシュアップしながら子供から高齢者まで遊べるように開発を進めたい」と、喜びを噛み締めながら謙虚に、今後も「今夜はかぶディナー」という新しいゆるスポーツを広めていていく展開への意気込みを感じました。「今夜はかぶディナー」の皆様には世界ゆるスポーツ協会より賞金20万円と優勝トロフィーが贈呈されます。
2回目の開催となる「ご当地ゆるスポーツアワード2022」は、どの競技も素晴らしいプレゼンテーションの末、大盛り上がりで幕を閉じました。スポーツというツールを使って、日本の地域の魅力を新たに再創造していくこのアワードは、スポーツと日本の地域の発展において、大きな可能性を感じるイベントになったと思います。改めまして、今回ご応募いただいた皆様、当日ご参加いただいた皆様、審査員の皆様、そしてサポートしていただいた皆様、ありがとうございました!
当日の模様は下記にてご覧いただくことが可能です。
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