イヌと人間は、一緒にスポーツをすることができるのか!?

2015.4.9 イヌティメットフリスビー

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春の気配が漂いはじめた3月下旬。
荒川の河川敷に、イヌと人間が集まりました。
果たして、イヌと人間は一緒にスポーツをすることができるのか。
期待と不安が入り交じる中、強力助っ人が姿を表しました。

アルティメットフリスビー女子日本代表監督、森さん登場!

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アルティメットフリスビー日本代表チームを率いる森さんから、
まずはアルティメットフリスビーのルール説明がありました。

■7人制。
■フリスビーをパスし合って、敵陣ゾーンへと運ぶ。
■敵陣ゾーンでキャッチできたら1点。
■フリスビーを持ったら、基本ピボットしかできない。

「楽しそう!」「やってみたい!」
そんな声が思わず上がりましたが、
今日やるのは残念ながらアルティメットフリスビーではありません。

果たして、イヌティメットはうまくいくのか!?

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ここで登場したのが、本プロジェクト仕掛け人の澤田さん。
実は乙武さんから
「イヌと一緒にスポーツができると楽しいですよね」
と言われたことがあり、
真っ先に森さんと組んで、新しいフリスビースポーツを創ろうと
思い立ったそうです。

アルティメットとイヌティメットの違いは何でしょうか?
澤田さんが、考えてきたルールを発表しました。

■基本的にはアルティメットフリスビーと同じ。
フリスビーをパスしあって、相手ゾーンでキャッチしたら得点が入ります。
■ただしチーム編成は、人間5人・イヌ2匹。
■イヌはリードにつながれ、人間と共に動きます。
イヌの交代は何度でも認められます。
■人間はフリスビーを持ったら、ピボットしかできません。
ただしイヌがフリスビーをくわえたら「無敵」状態となり、
だれも触れることができません。
■ゴールはイヌしか決められません。
フリスビーをくわえながら相手ゾーンに入ったら1点。

(成立するかな…)
みんなの顔に不安が浮かびます。
何はともあれ、まずは一度やってみることにしました。

世界初のイヌティメット試合、開始!

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うぉー!!
勢い良く走りはじめる人間たち。
スピード感があり、思ったよりもいい感じ!
そして、イヌのチョコラ選手へとフリスビーがパスされました。
ところが…

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フリスビーよりカメラに興味を持つチョコラ選手。
微動だにせず、じっとカメラを見つめています。
「チョコラー!」「動けーー!!」
必死の形相で叫ぶ人間たち。
これもイヌティメットフリスビーの醍醐味かもしれません。

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10分程プレイして、再び集合。
改善点を洗い出します。
ここであるプレイヤーから「色んな種類のゴールがあってもいいのでは?」
という提案があり:

■得点は、基本的にイヌがする。
■相手ゾーン内で、イヌがフリスビーを空中キャッチしたら「3点」。
■相手ゾーンまで、イヌがフリスビーをくわえたまま走ったら「3点」。
■相手ゾーンにフリスビーを投げ入れ、
■10秒以内にイヌがタッチしたら「2点」。
■相手ゾーンで、オーナー(飼い主)がキャッチしたら「1点」。

というバリエーションを用意することにしました。

スポーツになった、イヌティメットフリスビー!

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得点バリエーションが増えたからか、
プレイの幅が一気に増えました!
中々の見応え!
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どんどん決まっていく得点!

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逆ー!

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心なしかスピードが上がって来たイヌプレイヤーたち!
一気に大盛り上がり!
「楽しかった!」「また近々やりたい!」
最初は疑いの目だったメンバーからも
自然と笑みがこぼれます。

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改善点としては:

■意外とイヌがバテるので交代イヌは沢山いた方がいい。
■イヌを踏みそうになるので、イヌには鈴をつけて方がいい。

などありましたが、いずれにせよ、
思ったよりもスポーツとして成立することが判明。
なにより大好きなワンちゃんと一緒に汗を流した、
飼い主のみなさまの笑顔が印象的でした。
また近々体験会をやるそうなので、是非遊びに行ってみて下さい。

 

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